kyuinn’s diary

読書感想を個人的につづるブログです。

9の巻~『パーソナルマーケティング』

(前注)

ブログ作成時間短縮のために、今回から、「である」調をやめてフランクな感じでブログを書きたいと思います。

キャラの違いに戸惑うかもしれませんが、入学当初はおとなしかった女子高校生が夏休み明けに垢抜けるのと同じ現象だと思ってあまり気にしないでください。

 

(本文)

今回はネット時代には欠かせない(?)自分ブランディングの本をとりあげることにしました。

このジャンルの本も多数出ていますが、名前の聞いたことのある本ということで、レバレッジシリーズで有名な本田氏の本を取り上げるとしました。

『パーソナルマーケティング』著:本田直之 

 

パーソナル・マーケティング

パーソナル・マーケティング

 

 

 

◆なぜこの本を選んだか

ストレートな理由ですが、パーソナルマーケティング(以下、PM)が必要だと思ったから、これにつきます。


会社員も個人でサバイバルできるようにならなくては!という主張は、今日ではさほど珍しくはなくなってきましたが、僕自身としてはそれに感化されている面が半分、もう半分は個人的体験によるものです。

というのも、新卒で入った会社で3年窓際に追いやられるといった稀有な経験をし、全くスキルが蓄積しないという悲しい経験をさせていただきました。

まぁそんな環境にいたら、否が応でも会社に頼る生き方はできないよね。PMして外に逃げ道つくっておかないとやばいよねという感じです。

 

また現在もう一つブログを立ち上げる計画をしてまして、PMの知識をそちらに生かしたいと考えてます。

このブログは僕が僕自身のために、読書の備忘録として使うことを主目的にしてますので、一般の人に何か伝えることは目的の外にあります。

一方で現在立ち上げを予定しているブログは一般の人たちへの発信を主目的としたブログです。そちらでは僕の持っている経験や知識を広く伝えられたらなと思ってます。

事前知識なしに、取り組み始めてもいいですが、拙速に動くのも何かと思い、個人のブランディング戦略をとりあえず学んでおくことにしました。

 

◆本の感想および今後の実践について

この本で述べられているPMの核は、一般的な企業のマーケティング手法と同じです。

 

マーケティングに大切なのは強みの選定・絞り込みと顧客ニーズの理解です。

前者については、PMでもみなさんよくできるんですが、後者についてはおろそかになりがちというのも企業のマーケティングと同じです。なのでここは要注意ですね。

ここをミスると、なんでもかんでもプラズマクラスターつければいいと勘違いするシ〇ープさんみたいになります。

 

立派な実績や、優れたノウハウを持っていたとしても、目の前の相手がその内容に興味を持っていなかったら、いくら話しても、それは伝わりません

 

ここで問題となるのが強みですね。何をもって強みとするのかはなかなか難しいことです。これが自分の強みですと自信満々に宣言するのも恥ずかしいですし。

そこでこの本の著者は下記のように強みを定義していました。

 

私はひとことで言って、「人に教えられることを持っている」ことだと考えます。「人に教えられること」とは、イコール「人が詳しく知りたいと思って聞いてくれること」です。あなたが一方的に「話したい」「伝えたい」というだけではなく、それについて誰かが「詳しく知りたい」と興味を持ってくれるかどうかがポイントです

 

本当は事前に、face to faceでいろいろインタビューして、強みを特定したうえでブログ書くのがベストなんでしょうけどね。でも思いつくジャンルを手あたり次第記事にしてみて、マーケットの反応をもって強みを見つけるという、ちきりん的発想もありだよねと思っております。

 

社名や書籍、サイト名など、あなたのブランドにかかわるネーミングやコピーを考えるときは、リサーチを念入りに行って競合とぶつからないようにします。これはパーソナル・マーケティングの鉄則です

 

うーん・・・難しいですね。キャッチーな名前のブログは数多くあると思いますが、内容を連想させつつキャッチーという二つの条件を満たすサイトとなると中々無いよね。というのが率直な感想です。

 

ひとつの分野で抜きんでて実績を出すことは難しくても、いくつかの要素を組み合わせることで独自性を創りだすことが可能です

 

「マルチキャリア」と「マルチタレント」という2つのキーワードが重要となります

 

この方向はびびっときました。5の巻~「さぁ才能に目覚めよう」の項目でも書きましたが、学習欲・収集心に優れている人間(らしい?)ので、たぶん広く浅く(目指すは、広く深く!)のほうが僕は向いていると思うんですよね。なのでマルチ方向(ア〇ウェイじゃないよ)で進めたいと思います。

 

個人にとって出版はIPOのようなものです。

 

わかった。IPO目指す。

 

 

この本の親切なところは巻末に、PMを精緻化するためのアクションリストが設けられているところです。

内容としては

自分の教えられることを20個書いてみる。

会社の肩書なしでいままで自分のやったことを説明してみる。

等々ですね。

 

何個か悩ましい課題があって、まず一つは

「この人のようになりたい」という自分の成功モデルを思い浮かべてみましょう。思い浮かんだら次に、「その人にあって、自分にないものはないか?」「その人になくて、自分にあるものはなにか?」という2つの事柄について考えてみましょう。

なりたい人は、間違いなく前支店長なのであるが、パーフェクトな人過ぎて、その人になくて、自分にあるものが思いつかん。「若さ」くらい???

 

もう一つは

 

あなたがターゲットにして、成功している人はいますか?

身の回りやインターネットなどで見つけて、その人がどうやって成功しているのかを分析しましょう。

 

簡単に調査したところ目指すブログと同じターゲティングのものがないんですよね。ブルーオーシャンだということで喜ぶところなのか、ロールモデルがいないということで不安になるところなのか悩ましいところです。

 

アクションプランについては、まだすべて終わらせていないので、簡単でよいので一通りささっと考えてみたいと思います。

 

◆その他

なんと今までで最速の一時間で書き終わりました。やったね。

次回からもこのスタンスで気楽に書きたいと思います。